インプラント・入れ歯・ブリッジの違い
インプラント(人工歯根)
メリット
自分の歯と同じような感覚で噛むことが出来、食べ物の味や感触が良くわかります。
周りの歯を傷つけません。見た目は自分の歯と殆ど同じようにきれいに仕上がります。
インプラントはあごの骨に力を加えますから、あごの骨がヤセるのを防ぐと言われています。
残りの自分の歯を保護します。
デメリット
歯を抜くのと同じ程度の手術が必要です。
強度の糖尿病などの疾患の場合インプラントが出来ないことがあります。
費用
現在、保険適用はありません。
費用は見た目の良い入れ歯やブリッジと同じ程度です。
治療本数、部位などによって費用は多少異なりますので、お気軽にご相談ください。分割払いが可能です。
ブリッジ
メリット
固定式である為、装着しても違和感があまりありません。
人工の歯の材料を選択することにより、天然の歯と遜色のない審美的な修復が可能です。
デメリット
ブリッジの場合周りの歯を削ってブリッジにするため、他の健康な歯も削られてしまいます。
ものを噛む時に歯のない部分の負荷を周りの歯で負担するため健康な歯が傷みやすくなります。
将来的にその歯を失う原因にもなりかねません。
ブリッチと歯肉との間に食べ物のカスがつまり、口の中が不衛生になりやすいです。
空気が漏れて発音が困難になることもあります。
費用
保険が適用されるものがあります。
見た目にも良くて、使い心地の良いものは保険の適用がなく数十万円かかります。
入れ歯
メリット
ブリッチでは適応できないような大きな欠損にも有効です。
ブリッチのように健全な歯を削らずに補えます。
比較的短期間の内に機能回復できます。
デメリット
入れ歯の固定をするために金具を健康な歯に被せるため違和感があります。
金具と歯肉とで義歯の安定をはかるため食事中や会話中によく動きます。
入れ歯と歯肉の間に食べ物のかけらが入った場合痛みを伴う事があります。
食べ物が挟まり、口の中が不衛生になりがちです。
バネによる隣の歯への負担が大きいです。
取り外して手入れをする必要があります。
自然な外観をそこねることが避けられません。
費用
保険が適用されるものもあります。
見た目にも良く、使い心地の良いものは保険の適用がなく、数十万円かかります。
これまでの治療との比較
歯が1本抜けた場合
今までの治療法ではブリッジが主に行われていました。
しかしブリッジでは、隣の歯を削る必要があるため、健康な歯に大きな負担がかかっていました。またしばらくすると削った健康な歯もダメにしてしまい、連鎖的に多くの歯を失うことになります。
インプラント治療の場合では健康な歯を削ることなく新しい歯を補填することができます。
インプラント治療 | ブリッジ治療 |
歯が数本抜けた場合
今までの治療法では入れ歯を固定するための針金が見た目だけでなく機能的にも不快です。
また、針金部分に食べかすがたまり、衛生的にも好ましくない状況でした。
インプラント治療ならば針金付きの入れ歯ではなく、歯の無い部分に適切な数のインプラントを入れ固定式の人工歯を取り付けます。
見た目の良く自分の歯のように良く噛めます。
インプラント治療 | 入れ歯治療 |
歯が全部抜けた場合
入れ歯がズレたり、食べ物が内側に入って痛かったりすることがあります。 インプラント治療では2本・4本・6本のインプラントを入れて入れ歯の固定源となる維持装置を取り付けます。 見た目も良く自分の歯のように良く噛めます。また症例によっては即日仮歯を入れることが可能になりました。
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