中高年からの体力づくり
2023/11/22
日本は今後高齢化社会に入っていきますよね。まずは中高年からの体力作りが大事だと思います。
わが国の平均寿命の長さは世界一といわれています。そのことはとても喜ばしいことですが、高齢になると誰もが体力が衰えます。それを出来る限り予防し、年をとっても日常生活が元気で楽しく過ごせるようにししたいものです。それにはまず体力づくりから始めましょう。
- 日常生活の中から始めよう
運動を始めるという心構えは大切ですが、あまり身構えて細かい計画を立てて計画倒れにならないようにしましょう。まずは日常生活の中から工夫して始めましょう。例えば、部屋の掃除をしたりラジオを聞いたりテレビを見たりしながら適当にからだを動かしましょう。また、時には階段をゆっくりと上り下りするのもよいでしょう。入浴中でも適当な運動をしましょう。
- テレビ体操をしよう
テレビ体操は毎日決まった時間に放映され、系統的に運動が出来るよう工夫されています。多少からだが不自由な方にも出来るようになっています。
- 散歩からウォーキングへ
散歩は誰でも出来ます。毎日少しずつ行いましょう。少し慣れたら歩行時間を増やすと同時にスピードも速めてみましょう。よく、両腕を大きく振って踵(かかと)をしっかり地面に着けて歩かないと効果がないと言われますが、最初は自分で出来る程度で行えばよいでしょう。徐々にしっかりとしたウォーキングを身につけましょう。
- ウォーキングで生活習慣病の予防を
ウォーキングはいろいろな効果があります。例えば、からだ全体を活性化させて気分的にも爽やかになります。また、姿勢が良くなり、筋肉をマッサージすることから血行を良くします。無論、体力を増強し、肥満の予防をし、生活習慣病の予防にも効果があります。
- 万歩計を活用しよう
少し慣れたら万歩計を着けて記録してみましょう。こうすることによって日々の運動量の目安を知ることができます。また、歩くことに張りが出てきます。是非、実行してみましょう。
- プールで歩こう
泳ぐことはかなりの運動量をこなすことになります。ですから、たとえ泳げなくてもプールで歩いてみましょう。最初は胸のあたりまで水に浸かって踵(かかと)からつくように歩いてみましょう。
水中ウォーキングは水の浮力を利用すると同時に、水の抵抗を受けて歩くことになりますから普段使っていない筋肉の運動ができます。
- 運動施設を利用しよう
最近は運動施設が出来ています。このような施設には見るからに難しそうなスポーツ器具があり、体力の強い人だけが使うものと思われがちですが、中高年の初心者にも出来るようになっています。大抵の施設には専門のトレーナーがいます。使用方法を正しく教わって始めましょう。いろいろな運動器具に慣れたら、積極的な筋肉トレーニングにも挑戦してみましょう。
- 運動は続けよう
運動は続けなければ効果がありません。長く続けるには次のようなことを参考にしてみましょう。まず、楽しく行うことです。苦痛が伴うようでは続きません。また、運動することは良いことだと思うことです。そして、正しい方法で行い、生活の一部にすることです。また、プログラムをつくったり、記録したり、運動の効果を認識することです。
- こんなときは休憩
運動をして、自分なりの新しい記録に挑戦してみるのも良いことですが、頑張り過ぎないようにしましょう。体調の悪いときは無論のこと、運動中に気分が悪くなったり、からだの不調を感じるときは中断しましょう。
- 血圧を計ろう
運動をする前と後には血圧を計って記録しましょう。毎日記録すると自分の血圧がしっかりと把握できます。
- まとめ
以上、中高年からの運動としてウォーキングを中心に述べましたが、今までに何らかの運動をしてきた方は運動を続けましょう。これ等の運動をすると同時に、日常の食事にも気をつけましょう。特に、塩分の摂り過ぎには注意しましょう。睡眠は十分にとり、朝起きてからだ全体の乾布摩擦をするのもよいでしょう。
このようにしながら、運動を続けましょう。体調の許す限り続けることがとても大切です。
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