こあら通信 vol.1

      2023/11/26

新学期を迎えて

 

春は幼稚園や学校ばかりでなく、社会全体が新しくスタートする時期です。
特に、幼稚園から学校に行く年齢は、本人は無論のこと家族にとっても希望の膨らむ時期です。
しかし、一方ではいろいろな不安を抱える時期でもあります。
そこで、幼稚園から小学校に入学する際に準備しておくべきことを中心に考えてみましょう。

■基本的な生活習慣を
新しい集団に入ります。
食事、排泄、睡眠などの社会的な躾(しつけ)を習得しておきましょう。

■食事は好き嫌いなく
学校給食は一人の児童がどれくらいの栄養を必要とするかが計算され、必要なだけ調理されて給食になります。
食事の内容はいろいろなものがでます。
好き嫌いの内容にしておきましょう。

■排泄の習慣も
排泄の習慣もつけておきましょう。
子どもは便秘などによってガスが溜まって腹痛などを起こし易いものです。
また、排尿を我慢して急な排意を催すこともあります。
学校生活に慣れるまでは肉体的にも精神的にもいろいろな影響がでます。

■集団生活への対応
就学前に幼稚園や保育園に通っている場合はある程度の集団生活への準備が出来ていると思います。
多少の個人差がありますが出来る限り慣れるようにしておきましょう。

■自覚を持たせる
幼稚園や保育園へ行くのではなく、学校という新しい生活が始まるのだという自覚を持たせることも必要です。
何か一つのことを実行する習慣を身につけましょう。
例えば、衣服の着脱、部屋の片付けをする、家の中のゴミを集める、食べた食器の後片付けをする、
朝起きたら乾布摩擦をするなど、考えるといろいろなものがあります。
それらのなかから一つでもよいから習慣づけるとよいでしょう。

■予防接種の確認
新学期を迎えると、ランドセル、学用品、衣服などは充分過ぎるほど考えて準備します。
しかし、予防接種のような目に見えない準備もとても大切です。
母子健康手帳を点検して、規定の予防接種が行われているか確かめて下さい。
赤ちゃんのときに受けるBCG、ポリオ、三種混合さらに日本脳炎などは済んでいますか。
さらに、水痘(みずぼうそう)、ムンプス(おたふくかぜ)などの接種をしていなかったら是非うけておきましょう。

■就学前のチェックを
最後に、下記にあるような項目をチェックしてみましょう。
但し、「いいえ」が四つ以上あるからといってすぐに異常というわけではありません。
あくまでも参考にして下さい。

 

一般

1.幼稚園に行っていた。
2.他の子どもとよく遊ぶ。
3.母親から離れていて気にしない。
4.ひとりで道を横断できる。
5.学校へ行きたがっている。
6.少額のお金をまかせておける。

健康

1.楽に、はっきりと話す。
2.長期の病気や身体的または情緒上の欠陥がない。
3.大部分の時間、体の調子が良い。
4.痛み、頭痛、腰痛、脚痛をしばしば訴えない。
5.神経質な子どもと思われていない。
6.疲れをしばしば訴えない。

興味

1.画をかいたり、色が好き。
2.本を見ることが好き。
3.ゲーム遊びが好き。

能力

1.名前または1~2の簡単な言葉が書ける。
2.四角をすぐ画ける。
3.三角を画ける。
4.四数反唱できる。
5.簡単な文章をまちがわないで反唱できる。

 

 



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