歯ぐきの色や形を整える歯肉整形の種類や方法を解説

      2025/07/20

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯ぐきの色や形を整える歯肉整形についての解説

こんにちは、元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科です。

歯ぐきの色や形は、歯並びや笑顔の印象を大きく左右します。
健康的で美しい印象の歯ぐきはピンク色をしており、歯をしっかりと支える役割を果たしています。

一方で、生活習慣や健康状態、加齢などによって歯ぐきが衰えてくると、赤黒く変色してきたり、ハリがなくなってきたりします。
こうした状態を改善するための方法の一つが、歯肉整形です。
今回は、歯ぐきの色や形が崩れてしまう原因と、それらを整えるための治療方法について解説します。

 

歯ぐきの色や形が崩れる理由

歯肉炎・歯周病

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯ぐきの色や形を整える歯肉整形についての解説

歯周病は、歯周病菌の感染により、歯ぐきや歯槽骨といった歯の周囲組織に炎症や破壊を引き起こす疾患です。
初期段階では、歯ぐきの赤みや出血といった症状が現れ、進行すると膿がたまって歯ぐきが黒く見えたり、歯ぐきが腫れてぶよぶよになったりと、歯ぐきの見た目に大きく影響を及ぼします。
歯周病は痛みが出にくくゆっくりと進行していくことから発見が遅れやすい反面、重症化すると歯を失うリスクがあるため、早期治療が重要です。

 

喫煙

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喫煙は、歯ぐきの健康を大きく害する習慣です。
ニコチンにより歯ぐきの血流が悪くなり、必要な栄養が行き届かなくなってしまいます。
また、免疫力が低下することで歯周病が進行しやすくなり、唾液の分泌が減るために虫歯のリスクも高まります。
さらに、タールの色素沈着によって、歯ぐきが黒ずんで見えるようになります。
口元の審美性を保ちたいと考える方にとって、禁煙を心がけることはとても重要です。

 

不適切な歯磨き

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日常的な歯磨きの方法も、歯ぐきの健康に影響を与えます。
例えば、歯磨きをする際の力が強すぎると、歯ぐきがダメージを受け、歯肉退縮のリスクが高まります。
歯肉退縮は、歯ぐきの形が崩れて見た目が悪くなるだけでなく、知覚過敏や虫歯のリスクも高めます。
また、痛みがあることで歯ブラシをしっかり当てることが難しくなり、汚れがたまって口内環境が悪化するという悪循環にも陥りやすくなります。

 

かみ合わせ・不正咬合

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かみ合わせが悪いと、物をかむ際に歯や歯ぐきに不均一な力がかかることになります。
こうした負荷が歯ぐきに蓄積することで、歯周病が進行し、歯肉が退縮してしまう可能性があります。

 

歯ぎしり・食いしばり

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無意識で行っている歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯ぐきに大きな負担をかけます。
食事中のかむ力よりも強い力がかかり続けるため、歯肉が弱くなり、歯周病の進行にもつながります。
夜間の歯ぎしりは意識的にやめることはむずかしいため、ナイトガードを使用して歯や歯ぐきへの負担を和らげるようにしましょう。

 

加齢・体質

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歯や歯ぐきも、ほかの身体の臓器や組織と同様に、年齢とともに衰えてきます。
そのため、日々正しくケアを行っていたとしても、加齢による歯肉の退縮や歯の摩耗は避けられません。
しかし、デンタルケアや予防のためのメンテナンスをしっかり行うことで、それらの進行を遅らせることは可能です。

 

詰め物やかぶせ物

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歯科治療で用いられるかぶせ物や詰め物から金属イオンが歯ぐきに浸透して色素沈着を引き起こすことがあり、それにより歯ぐきが黒く変色して見えることがあります。

 

歯ぐきの色や形を整える方法

歯肉整形

歯肉整形は、メスやレーザーを用いて余分な歯ぐきを除去する治療法です。
メスは、細かい調整を行いながら切除できる反面、出血が多く回復に時間がかかることがあります。
一方でレーザー治療は、出血が少なく治癒が早いため、軽度の症例に向いています。
また、レーザーは止血作用もあるため、痛みや出血を抑えることができます。

歯科医院によっては電気メスを使用する場合もあり、この方法も同様に止血作用があるため、術後の痛みや腫れを抑えることができます。
歯肉整形術の費用は、治療方法や歯科医院によって異なります。
基本的に審美目的で行われるため保険は適用されませんが、口腔機能の改善を目的とする場合には、保険が適用されることもあります。
部分的な歯肉整形は1本あたり約5,000円から3万円が目安ですが、広範囲になる場合やガミースマイルのように全体的な調整が必要な治療では、20万円から50万円程度の費用がかかることもあります。

 

粘膜切除

粘膜切除は、上唇と歯ぐきの間の粘膜を切除し、その後上唇が引き上がらないように縫合する手術です。
歯ぐき全体が大きく見えてしまう方に適している方法ですが、長い歯ぐき自体を改善するものではありません。
唇の動きを制限して改善を図る方法であり、顔全体のバランスを考慮して治療をするかどうかを選択することが重要です。

 

ガムピーリング

ガムピーリングは、メラニン色素が沈着して黒ずんだ歯ぐきを、健康的なピンク色に改善する施術です。
歯ぐきのホワイトニングとも呼ばれます。施術には、レーザーを用いる「レーザーガムピーリング」と、薬剤を使用する「ケミカルガムピーリング」の2種類があります。

レーザーガムピーリングは、歯ぐきの黒ずみやシミに対してレーザーを照射し、メラニン色素を除去する施術です。
1回の施術で変化が見込めます。
一方、ケミカルガムピーリングは、歯ぐきに薬剤を塗布し、歯ぐき表面をピーリングする方法です。
施術直後には歯ぐきが白くなりますが、1週間ほどで皮が剥がれ健康的な色になります。
注意点としては、施術中や施術後にヒリヒリとした感覚があること、希望の色になるまでに複数回の施術が必要になる場合があることです。

 

セラミック矯正

セラミック矯正は、セラミック製のかぶせ物を用いて歯の並びや形、色を整える方法です。
歯が小さかったり、生えている位置が低かったりする場合に歯を大きく見せる目的で行われます。
歯肉整形と組み合わせることで、歯と歯ぐきを自然な見た目に整えることができます。

 

まとめ

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯ぐきの色や形を整える歯肉整形についての解説

歯ぐきの色や形の変化には多くの原因がありますが、日常生活や歯のケア方法を見直すことで、多くの問題は予防することが可能です。
すでに変化が生じている場合は、原因や症状に合った治療法を選ぶことで、歯ぐきの健康と美しさを取り戻すことができます。
治療を始めるにあたっては、まず歯科医師と十分に相談し、自分に向いている方法を見つけましょう。

 



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