歯は老化する?老化の内容や老化を早める原因を解説

      2025/04/20

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯の老化についての解説

こんにちは、元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科です。

私たちの身体は、年を重ねるごとに変化します。肌の質や状態、視力や聴力、体力などはもちろん、歯や歯ぐきといった口腔内も例外ではありません。
口腔内の変化は、肌質や体力の変化に比べると意識しづらいかもしれませんが、これらの健康は生活の質と密接に関連しており、その老化現象を知り、対処法を知ることはとても重要です。
歯や口に起こる老化現象、その原因、進行を遅らせるための方法について解説します。

 

歯や口に起こる老化現象

歯のすり減り

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯の老化についての解説

日常的に食べ物をかむ動作を繰り返す中で、私たちの歯は少しずつすり減っていきます。
そのため特に高齢者になると、エナメル質が削れ、象牙質が露出しやすくなっている状態です。
すり減った歯は、虫歯が発生しやすくなり、耐久性が低下することでかみ合わせに問題が生じることもあります。

 

歯ぐきの退縮

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯の老化についての解説 歯ぐきの退縮は、加齢によって歯を支える歯槽骨が自然に失われていくために起こります。この退縮により、歯の根元が露出してしまい、知覚過敏を引き起こすことも少なくありません。また、歯ぐきが下がることで、虫歯の菌が歯の根に直接感染しやすくなるというリスクもあります。さらに、歯ぐきが十分に歯を覆っていないことで食べかすや歯垢が溜まりやすくなり、歯周病の発症・悪化にもつながります。

 

唾液量の減少

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯の老化についての解説

唾液腺の働きが弱くなり、唾液の分泌が減少していくことも、加齢で起こる変化の一つです。
唾液は、口腔内を潤わせ、食べ物を咀嚼しやすくする重要な役割を果たしています。
また、歯の再石灰化を促す作用や自浄作用も有しています。そのため唾液量が減少すると、細菌の繁殖を抑える能力が低下し、虫歯や歯周病、口臭のリスクが上昇します。
さらに、唾液の減少は高齢者にとって嚥下障害を引き起こすことがあり、これが栄養不足や健康の悪化につながることもあります。

 

歯の黄ばみ

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯の老化についての解説

加齢により、エナメル質という歯の表面を覆っている層が削れることで、その内側にある象牙質が透けて見えるようになります。
象牙質はエナメル質に比べて黄色みを帯びているため、エナメル質が薄くなると歯が黄ばんで見えるようになります。
また黄ばみは、紅茶やコーヒー、赤ワインのような食品や飲料の摂取によっても促進されます。

 

歯や歯ぐきの老化を早める要因

喫煙

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タバコの煙には多くの有害物質が含まれており、歯ぐきの血流を妨げることで歯肉炎や歯周病を引き起こしやすくし、また、歯の着色の原因にもなります。
喫煙者は非喫煙者に比べて歯を失うリスクが高いということもわかっており、長期間にわたって喫煙を続けることにはさまざまなリスクがあります。

 

歯磨き時の力の入れすぎ

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日々の歯磨きは重要ですが、その際に力を入れすぎるとエナメル質にダメージを与え、歯のすり減りを早めてしまいます。
さらに、過度な力をかけることで歯ぐきを傷つけ、退縮の原因となることもあります。
正しいブラッシング法を学ぶことが、長期的な健康維持に重要です。

 

歯並びやかみ合わせの悪さ

不適切な歯並びやかみ合わせは、歯や歯ぐきに不均一な圧力を与えることになります。
この不均一さが、特定の部位の磨耗や消耗を引き起こします。結果として、歯肉退縮や歯の欠け、さらには顎関節の障害を招くことがあります。

 

歯ぎしり・食いしばり

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ストレスや緊張が原因となり、睡眠中や日常生活で歯をぎしぎしとすり合わせたり、しっかりとかみしめたりしてしまうことがあります。
こういった行為を歯ぎしりや食いしばりと呼び、これらが原因で歯の割れや欠け、歯ぐきの炎症が引き起こされることがあります。

 

歯や歯ぐきの老化のリスク度チェック

歯や歯ぐきの老化リスクを把握することは、将来の健康への対策として重要です。
例えば、口内が乾きやすい状態であったり、日常的にストレスを感じやすい生活を送っていたりする場合、口腔内の老化が進行しやすくなる可能性があります。
また、十分なオーラルケアができていない、あるいは定期的な歯科検診をしていない場合も口腔内の老化リスクは高くなります。
さらに、甘い物や脂っこい食べ物を頻繁に摂取していたり、喫煙の習慣があったりする場合も同様です。
必要に応じて生活習慣の見直しを行うことが、歯や歯ぐきの健康を守るためには大切です。

 

歯や歯ぐきの老化を緩やかにする方法

日々のオーラルケア

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯の老化についての解説

毎日のオーラルケアは、歯や歯ぐきの老化予防において大切です。
歯ブラシは柔らかい素材を選び、毎食後に正しく歯磨きを行うようにしましょう。
強く磨くのではなく、歯と歯ぐきを優しくマッサージするように丁寧に磨くことで、エナメル質や歯ぐきを保護しつつ口内を清潔に保てます。
また、洗口液やデンタルフロスを使用し、歯間のケアを行うことも大切です。

 

禁煙

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯の老化についての解説

喫煙は歯と歯ぐきに悪影響を及ぼし、特に歯周病や着色の原因となります。
また、血流が悪化することで歯や歯ぐきの老化を早める要因にもなります。
タバコを吸う習慣がある方は、喫煙をすることが口腔内の老化を緩やかにし、若々しさを保つ第一歩となります。

 

定期的な歯科検診

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯の老化についての解説

定期的な歯科検診は、歯の老化の早期発見と口腔内トラブルの予防に欠かせません。
歯科医師による定期的な口腔内チェックは、ささいな変化を発見し、問題が重症化する前に治療やケアを受けるための大切な機会です。
また、歯石の除去や歯のクリーニングは、口腔トラブルの発症を未然に防ぐことにつながります。
定期的かつ継続的な定期検診によって、歯の健康を長く保っていきましょう。

 

バランスの取れた食事

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯の老化についての解説

日常の食生活も、歯や歯ぐきの健康維持に欠かせません。栄養バランスの取れた食事を心がけることで、口腔内の健康を維持しやすくなります。
特にカルシウムやビタミンD、ビタミンCは歯や歯ぐきの健康をサポートします。日々の食事に乳製品や緑黄色野菜、果物を取り入れ、健康的で強い歯を維持していきましょう。
さらに、砂糖を含む食品や酸性の強い飲料の摂取を控えることも、虫歯のリスクを減少させるために重要です。

 

まとめ

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で歯の老化についての解説

歯や口の中の老化は避けられない事実ですが、その進行を遅らせることは可能です。
日々のオーラルケアや禁煙、食生活の見直し、定期的な歯科検診を通じて、歯と歯ぐきの健康を守りましょう。

 



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