インプラント
- 妊娠中の方
- 全身疾患のある方
- 他の歯根に感染症がある方、歯周病の方
- あごの骨の量が少ない方、骨粗鬆症の方
- 糖尿病や高血圧などの慢性疾患がある方は良好な状態にコントロールされていることが条件になります。
- あごの骨の成長が終わっていない、概ね16歳以下の方
- 歯磨きなどの日常の手入れが充分にできない方
- アルコール依存症の方
- 医師との協調が得られない、精神的に問題のある方
- チタンへのアレルギーを持っている方
より詳しくインプラント治療について知りたい方は、医)よしだ・ファミリー・歯科の院長が監修しているこちらのサイトをご覧ください。
インプラントとは
インプラント治療とはこれまで入れ歯やブリッジでしか対応の出来なかった歯を失った部分に、天然歯の根の部分の代わりをする人工歯根を入れて、再び噛む機能を回復させる治療のことです。入れ歯と違い噛むことが難しかったものも噛めるようになります。
また、取り外す必要がなくなり、人前でも口元を気にせず、食事やお喋りが楽しく出来るようになります。インプラント治療は、お口の中の機能回復と自然な審美性を追求した新しい治療法です。
当院のインプラント治療は10年以上の生存率が多数を占めております。経験豊富な医師が治療にあたりますので、安心してご相談ください。
当院で行うインプラント治療
当医院では、インプラントを入れるときに歯科用CTやSMOPシステム(インプラント手術支援システム)を使用(※)しますので、なるべく痛くないように、腫れないようにすることができ、安心・安全です。
※CTの撮影料・シュミレーション診断料とインプラント埋入用の専門道具は、別途費用(約5~6万円)がかかります。
また、必要に応じてPRP療法(再⽣医療)も行うことが出来ます。
歯科用CT
当院では、安心・安全な治療を目指すため、2010年8月に歯科用CTを導入いたしました。
歯科用CTについては、インプラント治療だけでなく、歯周病治療、根の治療、親知らず等、さまざまな治療に使用できます。
いままでのレントゲンによる診断の2D画像ではわからなかった歯科用CTの、3D立体画像による精密な診断が可能になりました。
また、高度な診断を下すことができるため、予知性が高いことも特徴です。
たとえば、インプラント治療では、予め埋める位置をシュミレーションできるので、危険部位を避けて埋入したり、親知らずについては血管・神経の走行などがわかるため、大きな事故などが少なくなります。
やはり、予め予測をたてて治療ができるのでようになるので、安心・安全です。
通常のX線ではわからない歯の破折や治療効果の上がらない腫れ・痛みも歯科用CTでわかることがあります。
SMOPシステム(インプラント手術支援システム)
SMOPシステムは、これまで経験や勘に頼らざるを得なかったインプラント治療において、シュミレーションから手術を助けます。
また、CT画像からコンピュータ上で適正なインプラント埋入位置を3Dでシミュレーションし、その結果を反映したガイド・ドリルにより、安全で精度の高い手術が行えます。
インプラント治療のメリット・デメリット
メリット
自分の歯のような噛み心地
まるで自分の歯で噛んでいるような感覚を得られるのがインプラント第一の特徴です。あごの骨に直接固定されているため、人工の歯で噛む振動がそのまま骨に伝わり、自分の体の一部のように感じることができます。
歯が抜けてしまうと、あごの骨はだんだん痩せていき、ぴったり合わせて作ったはずの入れ歯もだんだんずれてしまいます。
さらに入れ歯が歯ぐきにぶつかる刺激により、あごの骨はますます痩せてしまいます。
その点、インプラントは骨の減少を防ぐとともに、骨の代謝を促すため、健康なあごの状態を維持することができます。
またこのインプラント治療法なら、一本だけ抜いてブリッジにしなければならない治療も、両側の健康な歯を削らずにすむのです。
治療のあともずっと快適!
インプラントの土台となる部分にはチタンという金属が使われています。
このチタンが一定の条件で骨に埋め込まれた場合、骨の拒否反応はまったくないどころか、逆にチタンの表面を覆っている酸素の膜を通して強い結合が生まれます。
つまりインプラントは時間の経過とともに、直接骨と結合していくのです。
このことから、インプラントは治療後もずっと快適に使えるのです。
突然はずれるようなこともなく、見た目も自然に
通常の入れ歯と比較した場合、インプラントなら突然はずれるようなトラブルがありません。
また入れ歯と歯ぐきの間に食べカスが挟まったり、口の中で動くといった不快感もありません。
はずして洗う手間もなく、さらに見た目も自然など、入れ歯にはないうれしいメリットがたくさんあります。
治療後のメンテナンスにより長期的なコスト削減
歯科医による定期健診は、はじめのうちは毎月、それから2ヶ月ごと、3ヶ月ごとと間隔が延びていきますが、個人差があります。
また、しっかりとメンテナンスしないと周囲炎(歯周病のようなもの)になったりしますので、定期検診により早期発見する必要があります。
加えて歯科医院で教わった正しい歯磨きを励行することでインプラントを長持ちさせることができます。
そのことは結局、デンタルIQが向上し歯周病予防・虫歯予防につながります。
デメリット
コストがかかる
インプラント治療は高度先進医療であるので、自由診療(保険外診療)となります。
インプラント治療に使用する器具や材料は高価なものが多く、費用は手術の難易度、本数により必要な費用が算定されます。
ただ、10年以上持ちますので、コストパフォーマンでみたら高いかどうかは疑問だと思っております。
外科的な手術が必要
インプラントは専門的な分野であり、誰もができるわけではありません。外科的手術が必要です。
ただ、CGなどのデジタル診断が発達してますので 、安心・安全・痛くないオペもできるようになってきました。
インプラント・入れ歯・ブリッジの違い
インプラントは骨の減少を防ぐとともに、骨の代謝を促すため、健康なあごの状態を維持することができます。
またこのインプラント治療法なら、一本だけ抜いてブリッジにしなければならない治療も、両側の健康な歯を削らずにすむのです。
インプラント | ブリッジ | 入れ歯 |
→インプラント・入れ歯・ブリッジの違いについて、詳しくはこちら
インプラント義歯
インプラント義歯とは、アゴの骨にインプラントを打ち込み、その打ち込んだインプラントを土台にして入れ歯を装着するという治療法です。
インプラント義歯にすると維持安定するため、入れ歯が動きません。現在の入れ歯よりもしっかり噛める義歯です。
料金は比較的安価で、インプラントの本数分程度の価格です。
インプラント2本+義歯で85万円から90万円ほどで出来ます。
また、金属床の入れ歯とあまり費用はかわりませんが、インプラント義歯は修理・調整ができ、長い間使用することが可能なので、長期的にみればお得です。
インプラントの対象者
1本だけ歯を失った場合、複数の歯を失った場合、まったく歯が残っていない場合、ご高齢の方でもインプラント治療は基本的にはどなたでも行うことが可能です。
ただし、以下に挙げたような条件下では注意が必要です。
インプラント治療が制限されるケース
インプラント治療が適用できないケース
インプラント治療後のメンテナンスについて
インプラントの周囲の歯ぐきや骨に起こる炎症を、インプラント周囲炎といいます。
これは、天然歯に起こる歯周病のようなものです。
この炎症によってインプラントじたいが損傷することはありませんが、進行すると、インプラントの周囲の骨が溶けだしてインプラントが抜け落ちることもあるので、注意が必要です。
インプラント治療後は適切な管理が必要ですので、歯科医院での定期的なメンテナンスが必要です。
インプラントの症例
当院のインプラント治療は10年以上の生存率が多数を占めております。
当院で行ったインプラント症例を随時紹介してまいりますので、こちらをご確認ください。