親知らずの手前の歯は虫歯になりやすい?その理由や対処法を解説

      2026/05/20

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で、親知らずの手前の歯は虫歯になりやすい?その理由や対処法を解説

親知らずの手前にある第二大臼歯は、虫歯になりやすいことをご存知でしょうか。
親知らずに関する悩みは多くの方が抱えていますが、実はその手前の歯にも注意が必要です。
今回は、親知らずの手前の歯が虫歯になりやすい理由や予防方法、治療の選択肢について解説します。

 

親知らずとは

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で、親知らずの手前の歯は虫歯になりやすい?その理由や対処法を解説

親知らずは、正式には第三大臼歯と呼ばれる永久歯です。
上下左右に4本あり、10代後半から20代前半に生えてきます。

ただし、現代人はあごが小さい傾向があり、親知らずが生えるスペースが不足していることから、本数が少なかったり、生えてこなかったりするケースもめずらしくありません。

 

第二大臼歯の位置と役割

親知らずの手前にある第二大臼歯は、12歳前後に生えてくる永久歯です。
食べ物をすり潰す際に大きな力を受け持ち、この歯を失うと咀嚼効率が大きく低下してしまうため、第二大臼歯の健康を維持することは口腔機能全体にとってとても重要です。

 

親知らずの手前の歯が虫歯になりやすい理由

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汚れを落としにくい
第二大臼歯と親知らずの間は、歯ブラシが届きにくい場所です。
特に親知らずが斜めに生えている場合は、第二大臼歯との間に深い溝ができ、そこに食べ物や歯垢が蓄積しやすくなります。

唾液の自浄作用が届きにくい
唾液には口内を洗浄する自浄作用や、酸を中和する緩衝作用がありますが、親知らずと第二大臼歯の間の深い溝には唾液が届きにくく、これらの作用が十分に発揮されません。
親知らずが歯ぐきに一部覆われている場合は、唾液がほとんど届かなくなり、細菌が繁殖しやすくなります。

食べ物が溜まりやすい
奥歯は食べ物の咀嚼に使われる歯であり、その分、食べ物が残りやすい歯です。
親知らずと第二大臼歯の間には深い溝やすき間が生じていることも多く、食事のたびに食べ物が詰まるリスクがあります。

親知らず周囲の炎症の影響
親知らずは、智歯周囲炎と呼ばれる炎症を起こすことがあります。
特に親知らずが生えかけの状態や、一部だけ露出している状態では智歯周囲炎が起こりやすく、慢性化すると隣接する第二大臼歯にも細菌感染が広がるリスクがあります。

 

親知らずの手前の歯の虫歯を放置するリスク

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で、親知らずの手前の歯は虫歯になりやすい?その理由や対処法を解説

歯の喪失
虫歯は放っておいてもよくなることはありません。
そのため第二大臼歯の虫歯を放置すると、細菌感染が広がり、最終的には抜歯せざるを得なくなります。

根尖病巣の形成
虫歯が進行すると、細菌感染が歯の根の先にまで広がり、根の先に膿の袋ができる根尖病巣という状態になります。
この病巣が大きくなると、顔が腫れたり、激しい痛みが出たりするリスクがあります。

隣接する歯への影響
第二大臼歯の虫歯を放置すると、その手前にある第一大臼歯にも影響が及ぶ可能性があります。
一本の歯の問題が複数の歯へ悪影響を及ぼすリスクがあるため、予防と早期治療がとても大切です。

噛み合わせの変化
第二大臼歯が虫歯で失われると、反対側の歯が伸びてきたり、隣の歯が傾いてきたりすることで、噛み合わせのバランスが崩れます。
噛み合わせの異常は、顎関節症や他の歯への負担増加など、さまざまな問題を引き起こします。

 

親知らずの手前の歯の虫歯を予防する方法

日々の正しい歯磨き

親知らずの手前の歯を虫歯から守るためには、正しいブラッシング方法を身につけることが重要です。
磨きにくい場所にある奥歯もきちんと磨けるよう、歯科医院でブラッシング指導を受けるなどして正しい磨き方を習得するようにしましょう。
また、デンタルフロスや歯間ブラシを活用することも大切です。

 

定期的な歯科検診

虫歯や歯周病のリスクが低い場合でも、3か月から6か月に1回は歯科医院を受診し、親知らずと第二大臼歯の状態をチェックしてもらいましょう。
定期的なクリーニングによって虫歯や歯周病のリスクを減らせるとともに、もしトラブルが起きてしまった場合でも早期発見が可能になります。

 

親知らずの手前の歯が虫歯になった場合の治療方法

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虫歯治療
虫歯が初期段階で発見された場合、小さな虫歯であれば、コンポジットレジンと呼ばれる歯科用プラスチックを詰める治療で対応が可能です。
虫歯が進行して大きくなっている場合は、金属やセラミック、セラミックとプラスチックを混ぜた素材などで、かぶせ物をします。

親知らずの抜歯
第二大臼歯の虫歯治療を行う際に、親知らずの抜歯の検討が必要になる場合があります。
親知らずが斜めに生えていて第二大臼歯の治療を妨げている場合や、親知らずが原因で第二大臼歯が虫歯になっている場合には、親知らずを先に抜歯することで、その後の第二大臼歯の治療がスムーズに進められます。

 

親知らずの抜歯を検討すべきケース

斜めや横向きに生えている場合

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科で親知らずの抜歯について解説

親知らずが斜めや横向きに生えていて、汚れがたまりやすかったり、磨きにくい箇所が生じていたりする場合、虫歯・歯周病のリスクが増大します。
そのため、このような生え方をしている親知らずは抜歯を検討することとなります。

 

繰り返し炎症を起こす場合

智歯周囲炎のリスクが高い場合も、抜歯の検討対象です。
炎症が慢性化すると、周囲の歯へも悪影響を及ぼすリスクがあります。

 

第二大臼歯に虫歯や歯周病がある場合

すでに第二大臼歯に虫歯や歯周病があり、その原因が親知らずにある場合も、抜歯を検討します。
親知らずを残したまま第二大臼歯を治療しても、同じ問題が再発する可能性が高いためです。

 

正常に生えるスペースがない場合

レントゲン撮影で親知らずの位置を確認した結果、正常に生えるスペースがないと判断された場合も、抜歯を検討します。
スペースが不足している親知らずは、無理に生えようとすることで第二大臼歯を押したり、歯並びに悪影響を与えたりする可能性があります。
早めに抜歯しておくことで、将来的なトラブルを予防できます。

 

親知らずの抜歯について

抜歯のタイミング

親知らずの抜歯は、若いうちに行うほうがダウンタイムが短く、合併症のリスクも低くなります。
年齢が上がるにつれて、骨が硬くなったり、親知らずの根が完全に形成されたりするため、抜歯の難易度が上がります。

 

抜歯の手順

まっすぐ生えている親知らずであれば、他の歯の抜歯と同様に局所麻酔下で5分~15分程度で終えることができます。
埋まっている親知らずや横向きに生えている親知らずの場合は、歯ぐきを切開して骨を削り、歯を分割して取り出すこともあり、30分から1時間程度の処置時間がかかることもあります。

 

抜歯後の注意点

抜歯後は、出血や腫れ、痛みが数日間続きます。
処方された痛み止めや抗生物質を指示通りに服用し、安静に過ごすようにしましょう。
また、抜歯当日は運動や長時間の入浴、飲酒を避けるようにしてください。
抜歯した部分を舌や指で触ったり、強くうがいをしたりすることも控えましょう。

 

まとめ

元住吉の歯医者、よしだ・ファミリー・歯科

親知らずの手前にある第二大臼歯は、虫歯になりやすいという特徴があります。
特に親知らずが斜めや横向きに生えている場合、そのリスクは高くなります。
日々のセルフケアや定期検診で予防に努めるとともに、必要に応じて親知らずの抜歯も検討しましょう。

 



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